孤独姫

買い物も無事に終わり
倉庫に帰ろうと
ショッピングモールを出ようとしたとき


『ねぇ、聞いた~?』


『何が~』


『知らないの!?楓雅に姫で来たんだよ!?』


『えぇえ~!うそ~』


『あの人たちは姫作らないと思ってたのに~』


『今度、お披露目するらしいよ~』


『見に行こ行こ~』



楓雅(ふうが)?
何それ


「舞里さん、早く帰ろ」


宗大に呼ばれたから、
そこまでしか聞くことはできなかったが
楓雅が凄いということだけはすぐにわかった…


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