秘密の恋
でも、この気持ちのままで
私のところに赤ちゃんは来てくれる?


地獄に落とされて当然のことをしたんだもん。


ちゃんと整理してから
子供のことを考えよう。


私のその考えは
浅はかだったかもしれない。


気持ちを整理して
子供を迎える準備が出来たら
素直に皆に子供のことを報告できるだろうと。


「…ねーねーちゃん?」


いけない、これは冬馬の甘えモード。


「さっそく子作りするかい?」


「あ…もう少し、、待って。
心の準備したいな、、なーんて(笑)」


「だと思ったよ(笑)
今日の寧々、なんか変だもん。」


冬馬にはお見通しだった。


「今日はゆっくり休もう。おやすみ」


「うん………おやすみ…」


ホッとした自分がいた。
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