秘密の恋
終了の枠の隣の枠に
もう一本線がくっきり出ていた。
「寧々、おめでとう。」
「あ、ありがとう。」
私のお腹の中に赤ちゃんがいる…
まだ正常かはわからない。
でも、ちゃんといる……
頑張ってしがみついてる…
そんな気がした。
「パパですよー」
「気が早いよ(笑)」
「女の子な気がするなー。
嫁には出さんぞー(笑)」
「パパ、娘をいじめないで(笑)」
多分、私達はもうバカ親になっていた。
そして、なんとなく心が軽くなった。
まだ完全に忘れたわけではないかもしれない。
だけど、
自分の命よりも大事なものを
守らなきゃいけない。
母親としての自覚からなのか
すーっと心から彼が出ていった。
もう一本線がくっきり出ていた。
「寧々、おめでとう。」
「あ、ありがとう。」
私のお腹の中に赤ちゃんがいる…
まだ正常かはわからない。
でも、ちゃんといる……
頑張ってしがみついてる…
そんな気がした。
「パパですよー」
「気が早いよ(笑)」
「女の子な気がするなー。
嫁には出さんぞー(笑)」
「パパ、娘をいじめないで(笑)」
多分、私達はもうバカ親になっていた。
そして、なんとなく心が軽くなった。
まだ完全に忘れたわけではないかもしれない。
だけど、
自分の命よりも大事なものを
守らなきゃいけない。
母親としての自覚からなのか
すーっと心から彼が出ていった。