秘密の恋
次の日の朝…


私は少し早起きをして
三つのお弁当箱におかずを詰めていた。


優馬くんは学生だから学校に行ってて
お昼はいつも学食らしい。


少しでも栄養があるものを、と
思い立ってお弁当を作ることにした。
二つも三つも変わらないし…。


「寧々、おはよう」


「おはよう。コーヒー淹れるね」


いつもの朝。


「ふぁぁああ」


住人が一人増えたこと以外は。


「おはよう、優馬くん。」


「おはよ…」


優馬くん、凄く眠そう(笑)
目を擦りながらソファに座る。
そのまま倒れてまた寝てしまいそう。


そんな様子を
一人クスクスと笑いながら見ていた。
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