秘密の恋
ソファに座り直しお茶を啜る。


そんな私の横顔を彼が見つめてくる。


顔が熱くなるのが分かる。


「寧々ちゃん、顔真っ赤(笑)」


「そりゃ当たり前じゃない。
そんなに見られたら恥ずかしいよ」


「寧々ちゃんってやっぱ可愛いね
お兄がズルイわ(笑)」


「なっ…何言ってんのよ!」


優馬くんはクスクスと笑っている。


優馬くんといると調子が狂っちゃう。
自分が自分じゃなくなっちゃう。


だけど、優馬くんといるのが
楽しくて仕方なかった。
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