秘密の恋
優馬くんが動く度にベッドが軋み
私の声が漏れる。


冬馬と寝るベッドで
冬馬の弟と一つになっている。


冬馬が見たら
きっとこの世の終わり。


なのに、スリルでドキドキして
身体は素直に反応している。


「やっ…」


「嫌?なら、やめようか?」


「やめ、ないでッ……」


「フッ…」


私の反応に可愛いといちいち言う彼。


何度も何度もキスをしてくれる。
私もそれに何度も応える。


やっぱり私、彼が好きだ。
そう改めて思った。


「寧々ちゃん、、俺…」


「私も…もう、無…理っっ…」


それから少しして優馬くんは果てた。
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