秘密の恋
とりあえず、準備しよう。


少しだけ髪を巻いて…洋服はどうしよう。
はりきりすぎても引かれそうだし
部屋着も引かれそうだし…


まぁ…普通にジーンズでいっか。
期待しないって決めたもんね。
髪は巻いちゃったけどなー。


って大きな独り言(笑)


掃除なんかもしてたら
いつの間にか3時近くになっていた。


ーピンポーン…ピンポーンー


「はーい。」


『寧々ちゃーん。開けてー』


私は玄関に小走りで向かう。
どんな顔で会えばいいんだろ。
ドキドキする。


だって…
あれ以来、会ってないんだもん。


「いらっしゃい」


「お邪魔しまーす!」


私は笑顔で彼を迎えた。
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