秘密の恋
♪~♪~♪


スマートフォンで音楽を流しながら
料理をしていると
優馬くんがお風呂から上がってきた。


「寧々ちゃん。何作ってるの?」


「今日はトンカツ。
あ、優馬くんはポテサラとお浸し
食べれる?」


「あー…うん。」


…食べれないな、こりゃ。


って…上半身、裸!!


「ふ、服!上、裸!」


私はドキドキした。
上半身なら問題はないハズなのに。


冬馬に比べたらイイ身体してたな、なんて
ちょっと思ったりなんかして…。


♪~♪


スマホの音楽の途中で音が鳴った。
冬馬からのLINEだった。


『今日は早く上がれそう。』


『お疲れ様です。
了解!今日はトンカツだよー♪』


既読は付いた。
多分、返事はないだろうな。


「ねー。寧々ちゃんは
なんで兄さんと結婚したの?」


優馬くんからの唐突な質問に
少し驚いた。
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