私と後輩君との恋は、じれったい。
 今日は木曜日だから、明日は早速仕事だ。


「安倉君、明日、図書室でね」

「あ、俺!迎えに行きます!教室まで」

「…いいの?」


 私が遠慮気味に聞くと、安倉君は胸を張った。


「もちろんです!この俺に任せてください!」

「ふふっ。じゃあ、お願いしようかな」

「はい!待ってて下さいね!」


 あからさまにワクワクしている安倉君を見て、浮かんだ疑問。

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