私と後輩君との恋は、じれったい。
浮かれ気味?
___ピピピピ、ピピピピ、
「ん……」
いつまで経っても鳴り止まない電子音に、目を閉じたまま手を動かす。
___ピピピピ、ピ
音が止まったことを耳で確認して、再び深い眠りにつく。
……はずだった。
「彩葉ーー!!」
「っ!!」
全身が震えるような大きくて怖い声に、慌ててベッドを出て階段を降りる。
「遅い!今日から新学年でしょ!?そんなんじゃ後輩の見本にならないからね!!」
「うっ…!すみません……」
リビングに入るなり怒鳴ってきたお母さんに、私は肩をすくめて謝るしかなかった。
「ん……」
いつまで経っても鳴り止まない電子音に、目を閉じたまま手を動かす。
___ピピピピ、ピ
音が止まったことを耳で確認して、再び深い眠りにつく。
……はずだった。
「彩葉ーー!!」
「っ!!」
全身が震えるような大きくて怖い声に、慌ててベッドを出て階段を降りる。
「遅い!今日から新学年でしょ!?そんなんじゃ後輩の見本にならないからね!!」
「うっ…!すみません……」
リビングに入るなり怒鳴ってきたお母さんに、私は肩をすくめて謝るしかなかった。