私と後輩君との恋は、じれったい。
「はぁ、はぁ、……」


 さっき安倉君と女の子がいた場所に向かって全力疾走しているけど、意外と遠い。


「〜〜〜、」


「っ!」


 女の子と安倉君の声が聞こえる。

 私は乱れる息を整えて、二人の前に出た。



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