先生との秘密【短編】


ダメ。


そう言ってため息を吐きながら両手で自分の顔を覆って

机に肘をつく先生。




「俺が、、ダメ」



「え、、」




すると先生は、さっきまで下を向いてた顔をあたしに向けて、


あたしの腕を強く引っ張る。





職員室の椅子はキャスターがついてて



コロコロ、、って





あたしは先生のすぐ近くまで椅子ごと近付いた。




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