【完】はじまりの一歩

「僕は、僕は・・・」

「君ならきっと大丈夫。」

えっ?

「君ならもう間違えずに進めるよ。」

ピカッ

「わわっ!!」

何かが光った音がしたかと思うと僕は家の前にいた。

ガチャッ

「っ!る、るぅ」

「・・・母さん。」

「母さん、僕・・・ほんとごめんなさい。

大っ嫌いなんて嘘だよ、母さん・・・」

「るぅ・・・」

ぎゅっ

久しぶりに感じた母の体はとても温かかった。















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