ナミダ列車
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「終わったんだな」
幸也と一緒にいるやこをみて現実だとわかった。
なんとなくやこはまた戻ってくるんじゃないかなって勝手に思ってた。
好きなやつが幸也ってのはちょっと予想外かな。
接点なんて俺といたときくらいしかなかったはずだ。
俺のテンションとは正反対の陽気なメロディがポケットから流れている。
俺はポケットに手を突っ込んでスマホを取る。
「あこさん…?」
スマホに表示されたのは中学の頃にすごく恋焦がれていたあこさん。
あこさんの名前な思わず笑みが零れる俺は相変わらずだ。
「もしもし?」
冷静を保ってあこさんの電話に出る。
「ちょっと、瑛太くん!?あなたやこになにしたの!?」
開口1番こうだ。
なぜか俺、怒られてるらしい。
「は?」
あこさんはやこのお姉さんだ。
知ったのは付き合ってからだった。
だからかな、やこに惹かれたのは。
やこを通してあこさんを見ていたのかもしれない。
「終わったんだな」
幸也と一緒にいるやこをみて現実だとわかった。
なんとなくやこはまた戻ってくるんじゃないかなって勝手に思ってた。
好きなやつが幸也ってのはちょっと予想外かな。
接点なんて俺といたときくらいしかなかったはずだ。
俺のテンションとは正反対の陽気なメロディがポケットから流れている。
俺はポケットに手を突っ込んでスマホを取る。
「あこさん…?」
スマホに表示されたのは中学の頃にすごく恋焦がれていたあこさん。
あこさんの名前な思わず笑みが零れる俺は相変わらずだ。
「もしもし?」
冷静を保ってあこさんの電話に出る。
「ちょっと、瑛太くん!?あなたやこになにしたの!?」
開口1番こうだ。
なぜか俺、怒られてるらしい。
「は?」
あこさんはやこのお姉さんだ。
知ったのは付き合ってからだった。
だからかな、やこに惹かれたのは。
やこを通してあこさんを見ていたのかもしれない。