君の視線の先には…。
洗面所を出てさっき二人で朝ごはんを食べたリビングに行く



するとめぐが抱き着いてきて



「やっぱり、京香ちゃん可愛いい!!」



笑顔で言うめぐに良かった…と安堵のため息を零す



「お化粧しちゃおっか!」



『……うん』



そう、私の今日1番の不安はそこにある



だって普段滅多な事がないとお化粧なんかしないのに…。変に思われないかな…?




昨日似たような類の事をめぐに言ったら“自分とのデートの為に彼女がお化粧してくれたら嬉しいと思うけどなぁー”って言ってくれた



「でねでね!私にお化粧させて!」



『…へ?』



< 28 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop