君の視線の先には…。
めぐの突然の言葉に驚く私



対してめぐは目をキラキラさせてこちらを見ていた



『え、あ、いいよ…?』



「やったーー!じゃ、京香ちゃんそこ、座って?」



『う、うん』



めぐは私を座らせると慣れた手付きでどんどん私に化粧を施していく



私はされるがままめぐの指示に従った



数分すると



「出来たよ〜」



なんてめぐに声をかけられた



鏡を差し出され自分の顔を見てみると……。



『……誰…?』



うん。ホント誰?



「京香ちゃんだよ?」



『……え…?私こんなに可愛くないから。』



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