【短編】画面越しのカタオモイ。
そしてもう一つの部屋をのぞけば、私の友達がたくさん色んなことを投稿してた。
スクロールしていけば、みんな『夏だーーー!』とか『やっと解放イエーーーイヽ(;▽;)ノ』とか学校から解放された心の喜びがたくさんあった。
その投稿欄を見ればみるほど、逆に私の心は下がる一方で。
いいんだ。みんなが楽しければそれで。
私は私の夏休みを……。
そう思いつつもう一度下にやった投稿を上に戻して、書いてある文字を読み返す。
私の友達、アイがこう投稿してた。
『さあ、明後日から早速海だーーー!男ども遅刻するなよっ特にダイちゃん!笑』
と。