女トモダチ
「中2になって真子と仲良くなってからはそういうことは一度もなかったみたいだけど。だから、真子は知らないのかもしれないけどこれは真実だから。中1の時同じクラスだった子とか神条さんのしたこと知ってる子は心底神条さんのことを嫌ってた」
「それに」とみっちゃんは付け加える。
「そういう攻撃的なところがあったかと思えば、オドオドしてて大人しい一面もあったりして……。あまりの変貌ぶりにみんな神条さんをどう扱ったらいいのか困ってたし、恐怖を感じてた」
「そんなことが……」
「中学時代、何度も真子にこの話しようと思ったよ?でもさ、真子は神条さんとすごい親しくしてたし、真子と仲良くなってから神条さん落ち着いてるみたいだったから何も言わなかったの。でも、この間の同窓会も様子がおかしかったみたいだし。それにね……気になることがあって」
「気になること?」
「中学時代に彼氏を取られてから神条さんに嫌がらせをしてた隣のクラスの女の子が夜道で襲われたり、悪口を言った子の家の物置が燃やされたり、自転車のサドルをナイフで切り裂かれたり……。変なことが続いてる」
「それをみっちゃんはセイラがやったと思ってるの?」
「思いたくはないけど、その可能性もあると思う。神条さんと仲の良い真子にこんなこと言いたくないけど、あの子ヤバいよ。早く離れた方がいい」
みっちゃんは真剣そうな表情を崩すことなく忠告した。
「それに」とみっちゃんは付け加える。
「そういう攻撃的なところがあったかと思えば、オドオドしてて大人しい一面もあったりして……。あまりの変貌ぶりにみんな神条さんをどう扱ったらいいのか困ってたし、恐怖を感じてた」
「そんなことが……」
「中学時代、何度も真子にこの話しようと思ったよ?でもさ、真子は神条さんとすごい親しくしてたし、真子と仲良くなってから神条さん落ち着いてるみたいだったから何も言わなかったの。でも、この間の同窓会も様子がおかしかったみたいだし。それにね……気になることがあって」
「気になること?」
「中学時代に彼氏を取られてから神条さんに嫌がらせをしてた隣のクラスの女の子が夜道で襲われたり、悪口を言った子の家の物置が燃やされたり、自転車のサドルをナイフで切り裂かれたり……。変なことが続いてる」
「それをみっちゃんはセイラがやったと思ってるの?」
「思いたくはないけど、その可能性もあると思う。神条さんと仲の良い真子にこんなこと言いたくないけど、あの子ヤバいよ。早く離れた方がいい」
みっちゃんは真剣そうな表情を崩すことなく忠告した。