Memory Puzzle
部屋に戻ると、もう女子たちは出て行ったようだった。
「服とかどうすればいい？」
「あぁ！そこのタンスの右の上使ってくれる？」

タンスも割り当ててるんだ！

なんか、シェアハウスみたい。

「OK！」
「ずっと気になってたんだけど、荷物多くないか？」
今まで黙っていた莉久が話しかけてきた。
「アメリカに引っ越そうっていってあの飛行機事故に合ったんだ。それでアメリカが嫌なら戻ってこれるように、荷物を半分元の家に置いといたんだ。それで2日前にそれがいるってなって取り行ったんだけど、もしかしたらここに姉ちゃんいるかもって姉ちゃんの服も持ってきたんだ。居なかったんだけどね。」
話し終えると何故か莉久が泣いていた。
「お前っていいやつだなぁー！」
「なんで莉久が泣くの？」
やんちゃそうなイメージだったから雪斗は、すごく焦った。
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