Memory Puzzle
「まさか、梨々花怒られた事あるの?」
悪いと思いながらツッコんでみる。
「いやー、それがねモデルの仕事以外に女優とか?やってみたいなぁ〜ってまわりに言ってたらさぁ、オマエにその根気があるのか?ってマジギレされたんだよね〜。アノ部屋で。ちょー怖かった〜!」
梨々花は、反省してるのかってぐらい笑ってる。
「いや、笑えないから。」
「そうだよね〜。でも、結構本気でやろうと思ってたんだよ?モデルの仕事もあまりお金稼げないし。両立すればもっと施設に寄付できるし。」
梨々花に、そこまでの考えがあるなんて知らなかった。
「凄いよね。皆のこと考えてるんだ。」
「そんなに凄いことじゃないよ?私は、それで自己満足してるだけだから。中学の頃、同級生の男子に『お前は、俺らの親が払った税金で生活してるんだろ?』って言われてさ、何も言い返せなかった。だから、もうそんな事を言わせたくないって思っただけだから。」
「そうなんだ。変な事聞いたね。ごめん。」
「いいよ!そんな事無いから!ただ、時音には話していいかなって思ったから。安心できるんだ。時音の顔見てたら。」
あぁ、私でも頼ってくれる人がいるんだ。
悪いと思いながらツッコんでみる。
「いやー、それがねモデルの仕事以外に女優とか?やってみたいなぁ〜ってまわりに言ってたらさぁ、オマエにその根気があるのか?ってマジギレされたんだよね〜。アノ部屋で。ちょー怖かった〜!」
梨々花は、反省してるのかってぐらい笑ってる。
「いや、笑えないから。」
「そうだよね〜。でも、結構本気でやろうと思ってたんだよ?モデルの仕事もあまりお金稼げないし。両立すればもっと施設に寄付できるし。」
梨々花に、そこまでの考えがあるなんて知らなかった。
「凄いよね。皆のこと考えてるんだ。」
「そんなに凄いことじゃないよ?私は、それで自己満足してるだけだから。中学の頃、同級生の男子に『お前は、俺らの親が払った税金で生活してるんだろ?』って言われてさ、何も言い返せなかった。だから、もうそんな事を言わせたくないって思っただけだから。」
「そうなんだ。変な事聞いたね。ごめん。」
「いいよ!そんな事無いから!ただ、時音には話していいかなって思ったから。安心できるんだ。時音の顔見てたら。」
あぁ、私でも頼ってくれる人がいるんだ。