Memory Puzzle
「でも、なんで上田さんが早めて下さいなんて言うの?」
率直な疑問だった。
「記憶喪失の息子さんの、友達になって欲しいからとか?そんなの本人にしか分かんないよー!」
今まで探偵みたいな顔してたのに、いきなりギブ!って顔をする美花だった…。
「そうそう、記憶喪失の息子さんってどんな人だったの?」
「今日は、来てなかったんだよね〜。すばるくんっていうらしいんだけどね?」
梨々花は、あからさまに肩を落とした。
「今日1日の楽しみだったのに…。」
「すばるくんの事聞くことが?」
「マジか〜!どんだけ恋に病んでるの?」
「そうかもー!ヤバイよね?」
そんな会話で、いつまでも3人で笑っていた。
きっと、向こうでも大丈夫!
時音は、そう思った。
そして今日も、長い長い1日のことを日記に書くのだった。
この幸せが連鎖すればいいのに。
率直な疑問だった。
「記憶喪失の息子さんの、友達になって欲しいからとか?そんなの本人にしか分かんないよー!」
今まで探偵みたいな顔してたのに、いきなりギブ!って顔をする美花だった…。
「そうそう、記憶喪失の息子さんってどんな人だったの?」
「今日は、来てなかったんだよね〜。すばるくんっていうらしいんだけどね?」
梨々花は、あからさまに肩を落とした。
「今日1日の楽しみだったのに…。」
「すばるくんの事聞くことが?」
「マジか〜!どんだけ恋に病んでるの?」
「そうかもー!ヤバイよね?」
そんな会話で、いつまでも3人で笑っていた。
きっと、向こうでも大丈夫!
時音は、そう思った。
そして今日も、長い長い1日のことを日記に書くのだった。
この幸せが連鎖すればいいのに。