Memory Puzzle
「あいつ、元は良い子なんだ。あいつなりに考えてるんだと思う。時音、許してやってくれ。校長先生の所に行くから、終わったら2人で先に帰っといてくれ。」
そう言うと、晃さんは寂しそうに歩いて行った。
15分位経った頃、すばるくんが制服に着替えてやって来た。
「行くぞ。」
「うん。」
すばるくんは、本当にダルそうに言うとスタスタと歩いて行く。時音は、置いていかれないように小走りでついて行った。
「A棟は1年、B棟は2年、C棟は3年が使う。人数が多すぎるから特別教室は、各校舎にある。」
3つの建物の前で手短に説明を終えたすばるくんは、B棟へ入って行った。
もう少し優しくしてれば、完璧な人なのに…。
「ここが職員室」「校長室」「家庭科室」「音楽室」「技術室」「理科室」「美術室」「進路指導室」「相談室」…。
教室の名前だけ言って、説明は一切なし。
「次は2階だ。2階、3階は1組から30組のクラス教室だ。」
階段を登り3階まで一気に上がってきた。
「俺は16組。ここの教室だ。」
そう言うと、晃さんは寂しそうに歩いて行った。
15分位経った頃、すばるくんが制服に着替えてやって来た。
「行くぞ。」
「うん。」
すばるくんは、本当にダルそうに言うとスタスタと歩いて行く。時音は、置いていかれないように小走りでついて行った。
「A棟は1年、B棟は2年、C棟は3年が使う。人数が多すぎるから特別教室は、各校舎にある。」
3つの建物の前で手短に説明を終えたすばるくんは、B棟へ入って行った。
もう少し優しくしてれば、完璧な人なのに…。
「ここが職員室」「校長室」「家庭科室」「音楽室」「技術室」「理科室」「美術室」「進路指導室」「相談室」…。
教室の名前だけ言って、説明は一切なし。
「次は2階だ。2階、3階は1組から30組のクラス教室だ。」
階段を登り3階まで一気に上がってきた。
「俺は16組。ここの教室だ。」