きみの見える景色には桜とわたしであってほしい。
好きだと気づいた瞬間から、やるせない想いが後悔となって溢れ出してきた。


いつしかわたしは、自分で自分の首を絞めてしまっていた。


あのときちゃんと自分の想いに気づけていたら。


もっと、仲良くしていれば。


ちゃんと、女の子としての魅力を伝えられていれば。


過去にすがって今を生きられないわたしは、ずっとそのループにはまってしまっていた。
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