大好きな貴方へ
「おはよう!大丈夫だった?
顔色悪いよ?」

そう私に話しかけるのは鈴乃(すずの)。
そして、鈴乃の背中からひょこっと顔を出して、心配そうにしているのが聡里(さとり)。

「うん…。大丈夫。ちょっともうしんどい。どーしたらいいんだろう。」

「亜美……。」

「あーちゃん……。」

この二人は私の気持ちを唯一知っている小学生からの親友だ。

私の気持ちをいつもこの二人に聞いてもらっている。
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