私は貴男とまた出会い、きっと恋に落ちる。

・・・誰か、絡まれてるのかな?

助けたいけど怖い…。

と考えている最中も男の人は言葉を紡ぐ。

「ねー、聞いてる~?」

助けようと、思い切って振り返ってみる。

「あっ、やっとこっち向いてくれた!」

男の人は嬉しそうににこにこしている。

・・・もしかして絡まれてたのって、わたし?
< 36 / 43 >

この作品をシェア

pagetop