はたらかなくても、はたらいても君が好き
私は一歩後ろに下がると
「失礼します」
小声でそう言って、私は第3会議室を足早に出た。
増月社長って、27歳だったよね。
若っ!!!って驚いたっけー。
増月社長って、アメリカのマッ………、ハー…………?有名な大学卒業してたよね。
頭、良い!!!って驚いたっけー。
増月社長って、初対面の私にキスしたよね。
会議中!!!って驚いたっけー。
初対面の私にキス…。
しかも会議中にする…。
考えられる理由は3つ。
1つ目は…感謝のキス。
増月社長はアメリカに居た事があるから、そういう習慣があったのかも!!
『社長。どうぞ、資料です』
『ありがとう…』
してないね…。
じゃあ、2つ目…。
「馬場!!」
「はい!!」
「お茶配りの仕事、ご苦労様でした。
次、この書類を人事部に届けて来てね」
総務部女部長遠峰(とおみね)部長が茶色の封筒を私に差し出す。
「分かりました!!」
届けます!!!
「でも、その前に遠峰部長に1つお聞きしたい事があるんです!」
「何?」
「増月社長って、女癖が悪いんでしょうか?」
「…社長?」
「はい!! 例えば、会社内で増月社長が女性社員にキスしてたとか、そういう噂聞いた事ありませんか?」
「キス…」
「失礼します」
小声でそう言って、私は第3会議室を足早に出た。
増月社長って、27歳だったよね。
若っ!!!って驚いたっけー。
増月社長って、アメリカのマッ………、ハー…………?有名な大学卒業してたよね。
頭、良い!!!って驚いたっけー。
増月社長って、初対面の私にキスしたよね。
会議中!!!って驚いたっけー。
初対面の私にキス…。
しかも会議中にする…。
考えられる理由は3つ。
1つ目は…感謝のキス。
増月社長はアメリカに居た事があるから、そういう習慣があったのかも!!
『社長。どうぞ、資料です』
『ありがとう…』
してないね…。
じゃあ、2つ目…。
「馬場!!」
「はい!!」
「お茶配りの仕事、ご苦労様でした。
次、この書類を人事部に届けて来てね」
総務部女部長遠峰(とおみね)部長が茶色の封筒を私に差し出す。
「分かりました!!」
届けます!!!
「でも、その前に遠峰部長に1つお聞きしたい事があるんです!」
「何?」
「増月社長って、女癖が悪いんでしょうか?」
「…社長?」
「はい!! 例えば、会社内で増月社長が女性社員にキスしてたとか、そういう噂聞いた事ありませんか?」
「キス…」