【BL】お荷物くんの奮闘記
蘇生魔法といえば、どうも師匠経由で魔法を習得するとスマホの習得技一覧には載らないようだ。
とはいえ魔法を使えばリアルタイムで魔力の数値は減少するし、消費MPもそれで確認できている。そもそもステータスガジェットだけに頼りきるつもりは端から無かったから、頭に入っていればそれでいい。
最近では師匠からの魔法講座には魔物との戦い方なんかも加わって、出来ることが格段に増えている。この調子なら、リュータも安心して自分に援護を任せてくれることだろう。
スマホのステータスガジェットには、ヴェルターがパーティメンバーとして加わっている。同じく途中離脱が考えられる同行者だが、以前レツがメンバーに加えられなかったのは謎だ。
「さーガンガン行こうぜ。ヴェルター、こっちでいいんだろ?」
「ああ」
ヴェルターと情報を共有することになって、彼からは、自分の捕縛を命令した人物が世界の王とされる存在であること、今回の反社会組織に関する仕事もその世界の王からプロフェットを経由して伝えられたものであることを聞いた。
彼自身は世界の王ではなく、あくまでも国に仕えているらしいのだが、今回は自国での主である国王が世界の王に従うように言ったため従っているのだそうだ。ヴェルターの私設部隊を一時的に貸しているということになる。
とはいえ魔法を使えばリアルタイムで魔力の数値は減少するし、消費MPもそれで確認できている。そもそもステータスガジェットだけに頼りきるつもりは端から無かったから、頭に入っていればそれでいい。
最近では師匠からの魔法講座には魔物との戦い方なんかも加わって、出来ることが格段に増えている。この調子なら、リュータも安心して自分に援護を任せてくれることだろう。
スマホのステータスガジェットには、ヴェルターがパーティメンバーとして加わっている。同じく途中離脱が考えられる同行者だが、以前レツがメンバーに加えられなかったのは謎だ。
「さーガンガン行こうぜ。ヴェルター、こっちでいいんだろ?」
「ああ」
ヴェルターと情報を共有することになって、彼からは、自分の捕縛を命令した人物が世界の王とされる存在であること、今回の反社会組織に関する仕事もその世界の王からプロフェットを経由して伝えられたものであることを聞いた。
彼自身は世界の王ではなく、あくまでも国に仕えているらしいのだが、今回は自国での主である国王が世界の王に従うように言ったため従っているのだそうだ。ヴェルターの私設部隊を一時的に貸しているということになる。