大好きでした。
出会い。

19歳のある日。
通学のため東西線で中野まで。
私の通っていた大学は中野にあった。
当時の住まいは西武線沿い。


高校まで優等生できて、その反発か出会い系サイトみたいなもので、男の子と遊ぶことがしばしば。
それでもあの人に会う時までは、大学の中でも中ぐらいの成績だった。


朝、満員電車のなかでいつものようにケータイチェックをしていた。


「よかったら仲良くしてください!」


数あるメッセージの中からなんでこの人に返信をしたかはわからない。
でもわたしの興味を引いたのは間違いない。



「こちらこそ仲良くしてくださいね(*^▽^*)」



何通かなやり取りで、LINEで話すように。
彼は25歳だった。そしてホストだった。
私は当時、キャバクラで働いていたこともあり水商売ネタでよく話すようになった。


19歳からホストをやっていた彼は、知らないことをたくさん教えてくれた。


何日もLINEでやりとりしてると、やはり芽生えてくる話してみたい、会ってみたいという思い。


お互い思っていたらしく、お互いの営業終わりに落ち合うことに。
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