メテオ
え!?まだあるの!?
漢字の書き取りに、算数の計算に、日記に、他にもたくさんあるのに、あと1つ!?
皆も同じで、先生に反対コールをするけど、先生には効かない。
それどころか、笑顔で私たちを見ていた。
「皆さんの気持ちも先生わかりますが、この宿題は楽しいですよ。」
そう言って、終業式の日程の横に大きく書く。
「天体観測?」
私が黒板に書かれた文字を読むと、先生が大きくうなずいた。
「そう、天体観測。つまり星の動きや位置を観察して、それをスケッチすることが宿題です。」
なんだか楽しそう。
そんな事を思っていると、隣の席の男子が手を上げた。
「先生~!夜にオレたちだけで出掛けてもいいんですか~?」
男子がそう言うと、先生は笑顔でうなずく。
「ちゃんと行き先を伝えて、危険な場所でなければ特別にいいですよ。」
それを聞いた皆は、セミのなき声に負けないくらい喜びだす。
「簡単で良かったね!」
「うん!夜に外出るなんて、ドキドキする!!」
私もなんだか嬉しくて、後ろの席の真奈ちゃんとハイタッチをした。
漢字の書き取りに、算数の計算に、日記に、他にもたくさんあるのに、あと1つ!?
皆も同じで、先生に反対コールをするけど、先生には効かない。
それどころか、笑顔で私たちを見ていた。
「皆さんの気持ちも先生わかりますが、この宿題は楽しいですよ。」
そう言って、終業式の日程の横に大きく書く。
「天体観測?」
私が黒板に書かれた文字を読むと、先生が大きくうなずいた。
「そう、天体観測。つまり星の動きや位置を観察して、それをスケッチすることが宿題です。」
なんだか楽しそう。
そんな事を思っていると、隣の席の男子が手を上げた。
「先生~!夜にオレたちだけで出掛けてもいいんですか~?」
男子がそう言うと、先生は笑顔でうなずく。
「ちゃんと行き先を伝えて、危険な場所でなければ特別にいいですよ。」
それを聞いた皆は、セミのなき声に負けないくらい喜びだす。
「簡単で良かったね!」
「うん!夜に外出るなんて、ドキドキする!!」
私もなんだか嬉しくて、後ろの席の真奈ちゃんとハイタッチをした。