君の隣にいたいんだ。
「わー、懐かしいー!
ここ放課後に2人でよく来てたよね」
はしゃぎながら言う私には構わず、侑斗は奥に進んで行く。
「あ、これ……」
侑斗が止まった先にあったのは、私がいつだったか欲しいと言っていたハートのネックレスだった。
「このクレーンゲームも懐かしいなー。
景品のこのネックレスが欲しくて、私ずっと侑斗に取ってってお願いしてたよね」
思い出して笑っていると、侑斗がコインを入れた────。