君の隣にいたいんだ。



「でも、佐倉くんにはあの子がいるしね…」


「うん……」


「佐倉くん前は明るかったのに、あんなに変わっちゃったら誰も近づくことなんて出来ないよ…」


「あの子のこと、ずっと想ってるんだよね…」




私は女子達の会話を聞きながら、侑斗を見る。


彼は凄いプレーを何度もしているのに、楽しそうな顔は1度もしなかった────。





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