君の隣にいたいんだ。



4限が終わってお昼の時間。

侑斗の所に修二が駆け寄ってくる。



「侑斗ー、学食行こーぜー!」



「わりぃ、俺今日は1人で食う…」



待ってましたというような顔で言う修二に、侑斗は静かに言った。



「え、ちょっ、おい……」



修二の制止も聞かずに侑斗は教室を出て行く。


私は侑斗の後を追って屋上に出た────。



< 7 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop