君の隣にいたいんだ。



授業が終わってみんなの気持ちが一気に開放的になる放課後。


侑斗は1人帰路を歩いている。


「たまには修二と帰ってあげればいいのに」


私は構ってもらえない修二を心の中でいたわりながら、侑斗の隣を歩く。


しかし侑斗は朝と同じでイヤホンをしていて私の言うことは聞いていないようだった。



「またそれー。いつもよく飽きないよね…って侑斗?

そっちは帰り道じゃないけど、どこ行くの?」


いつもと違う道を行く侑斗を不思議に思いながらついていくと、

よく2人で来ていたゲームセンターに辿り着いた。


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