職場恋愛
休憩室を出て真っ先に逢坂を探す。
あいつはエアコンにいるはずだ。
「面貸せ」
逢坂を見つけて倉庫に連れ出す。
「なんで俺がやりましたって言わなかったんだよ」
「……やってないんで」
「そうじゃなくても荒木がやったとか島田がやったとか、適当に言えば俺が土下座させられることはなかった」
「…………それは…できないです」
なんで。
なんで逢坂じゃないんだよ。
「お前が土下座すればよかったのに、なんで俺なんだよ!!」
大嫌いな逢坂の顔面を思いのまま殴った。
「リーダーって肩書きだけもらって中身すっからかんなお前が、罪をかぶって謝罪すれば俺が土下座させられることはなかったはずだ!」
もう1度顔面を強く殴る。
「プライドもクソもないようなお前より、俺の方が絶対的に偉いのに、どうしてあんな屈辱を受けなければならなかったんだ!!」
渾身の力を込めて3度目の拳をぶつけた。
口の端から血が滲んでいたが、そんなことはどうでもいい。
「俺は認めないぞ。この先何があってもお前が俺と肩を並べるなんて絶対に認めない。リーダーは俺だ!!!」
最後に逢坂の肩を力一杯押して倉庫を後にした。
ごつんという音が響いていたから頭でも打ったのかもしれないが、俺の知ったことではない。
あいつはエアコンにいるはずだ。
「面貸せ」
逢坂を見つけて倉庫に連れ出す。
「なんで俺がやりましたって言わなかったんだよ」
「……やってないんで」
「そうじゃなくても荒木がやったとか島田がやったとか、適当に言えば俺が土下座させられることはなかった」
「…………それは…できないです」
なんで。
なんで逢坂じゃないんだよ。
「お前が土下座すればよかったのに、なんで俺なんだよ!!」
大嫌いな逢坂の顔面を思いのまま殴った。
「リーダーって肩書きだけもらって中身すっからかんなお前が、罪をかぶって謝罪すれば俺が土下座させられることはなかったはずだ!」
もう1度顔面を強く殴る。
「プライドもクソもないようなお前より、俺の方が絶対的に偉いのに、どうしてあんな屈辱を受けなければならなかったんだ!!」
渾身の力を込めて3度目の拳をぶつけた。
口の端から血が滲んでいたが、そんなことはどうでもいい。
「俺は認めないぞ。この先何があってもお前が俺と肩を並べるなんて絶対に認めない。リーダーは俺だ!!!」
最後に逢坂の肩を力一杯押して倉庫を後にした。
ごつんという音が響いていたから頭でも打ったのかもしれないが、俺の知ったことではない。