職場恋愛
「結ちゃん!こっち来て!」
お家に上がらせてもらってすぐにゆずはちゃんに呼ばれた。
「じゃーん、ゆずの部屋!」
玄関から1番近い部屋がゆずはちゃんの部屋だそうで、ドアを開けたらピンク色の世界が広がっていた。
「パパにお願いして壁紙をピンクにしてもらったの。可愛いでしょ!」
元気よく自慢したゆずはちゃんはとても楽しそう。
「へぇ、パパさんすごいね」
「結ちゃん今日この部屋で寝るでしょ?」
「えっと…それは、どうなるかな」
「えー?寝ないの?」
か、かわいい…。
こんな子が彼女だったら毎日襲うよ。うん。
「ゆず、結さんをあんまり困らせないで」
航ママさんが航の荷物を持ってリビングの方へ行った。
ママさんもすごく綺麗な人。
パパさんはどちらかというとクマさんみたいな人で、かっこいいとかではない。
底なしに優しいんだろうなっていうのは分かるけど。
「ゆずはちゃんって、何歳?」
頰を膨らませていじけたゆずはちゃんに軽い気持ちで聞いてみた。
「何歳に見える?」
出た。
いるよね、このタイプ。
聞いてるんだから答えなさいよ、という気持ちは抑えて…。
「うーん。中学3年生とか、高校1年生かな?」
これでも年上に見積もったつもり。
本当はもう少し幼い気もするけど…。
言動がね。若い。
「えっ!!」
腹の底から出したような声で驚かれてしまった。
これはピタリ賞か?
「ゆず、そんなに小さく見える?」
「えっ」
え?
何歳なのよ。
「ゆずはねー、高校3年生でしたー!受験生だよ〜」
「えっ」
17歳とか18歳なの?
これで?
え?大丈夫?逆に。
「馬鹿っぽいもんね〜。頭が悪そうな子どもって感じ。ドンマイ」
サーっと後ろを通った航が冷たい言葉を残してリビングへ消えた。
あ、あのお優しい航が…。
冷めた口調で冷たい言葉を………。
「待ぁてヒョロもやしー!!」
そんな航の言葉を聞いてカッチーンと来たらしいゆずはちゃんも航を追いかけてリビングへ消えた。
やっぱり来るべきじゃなかったな。
完全に浮いてる。
お家に上がらせてもらってすぐにゆずはちゃんに呼ばれた。
「じゃーん、ゆずの部屋!」
玄関から1番近い部屋がゆずはちゃんの部屋だそうで、ドアを開けたらピンク色の世界が広がっていた。
「パパにお願いして壁紙をピンクにしてもらったの。可愛いでしょ!」
元気よく自慢したゆずはちゃんはとても楽しそう。
「へぇ、パパさんすごいね」
「結ちゃん今日この部屋で寝るでしょ?」
「えっと…それは、どうなるかな」
「えー?寝ないの?」
か、かわいい…。
こんな子が彼女だったら毎日襲うよ。うん。
「ゆず、結さんをあんまり困らせないで」
航ママさんが航の荷物を持ってリビングの方へ行った。
ママさんもすごく綺麗な人。
パパさんはどちらかというとクマさんみたいな人で、かっこいいとかではない。
底なしに優しいんだろうなっていうのは分かるけど。
「ゆずはちゃんって、何歳?」
頰を膨らませていじけたゆずはちゃんに軽い気持ちで聞いてみた。
「何歳に見える?」
出た。
いるよね、このタイプ。
聞いてるんだから答えなさいよ、という気持ちは抑えて…。
「うーん。中学3年生とか、高校1年生かな?」
これでも年上に見積もったつもり。
本当はもう少し幼い気もするけど…。
言動がね。若い。
「えっ!!」
腹の底から出したような声で驚かれてしまった。
これはピタリ賞か?
「ゆず、そんなに小さく見える?」
「えっ」
え?
何歳なのよ。
「ゆずはねー、高校3年生でしたー!受験生だよ〜」
「えっ」
17歳とか18歳なの?
これで?
え?大丈夫?逆に。
「馬鹿っぽいもんね〜。頭が悪そうな子どもって感じ。ドンマイ」
サーっと後ろを通った航が冷たい言葉を残してリビングへ消えた。
あ、あのお優しい航が…。
冷めた口調で冷たい言葉を………。
「待ぁてヒョロもやしー!!」
そんな航の言葉を聞いてカッチーンと来たらしいゆずはちゃんも航を追いかけてリビングへ消えた。
やっぱり来るべきじゃなかったな。
完全に浮いてる。