職場恋愛
旅行
8月21日
航の怒涛の20連勤が終わった休日の朝。
「またスクランブルエッグになったぁ!むかつく!」
たまごを1パック使い果たして出来た5人前のスクランブルエッグ。
「だから、こうだって」
やってるよ!!!
「破けちゃうじゃん!」
ゆずはちゃんも大好きな航のたまご焼きの作り方を伝授してもらいたくて、たまごを2パック買ったんだけど一向にたまご焼きになる気配はない。
「破けないよ。ほら、こう」
航が作ったたまご焼きは4本。
チャンスは後1回。
たまごを2個割って最後のチャンスに挑戦する。
「またスクランブルエッグになったら…やだ…」
グツグツしてるたまごをひっくり返す寸前に、スクランブルエッグになるんじゃないかと怖くてお箸を動かせなくなってしまった。
「ならないよ」
フワッと航の匂いがしたと思ったら、後ろから私の手を包んで操ってきた。
やばいよやばいよ密着してるよやばいよ。
「コツ覚えて」
声が近い!
コツどころじゃないよ!
「半分まで巻くから、後はやってみて」
私がテンパってる間にくるっくるっと半分巻いてしまった航。
そして離れる体。
ホッ。
全然コツが入って来てないけどやってみよう…。
ゆっくり、持ち上げて…くるっ………。
「あ〜。残念。まだまだ練習が必要なようですね」
破けたたまごから液体のたまごが溢れ出して結局グチャグチャ。
絶対密着してきたからだ!!!
んもう!!
「さ〜二度寝でもしようかな」
「私の特製スクランブルエッグ食べないの?」
大きなあくびをしてる航にぶりっ子して聞く。
「もうお腹いっぱいだよ…」
味見だけでお腹いっぱいってどうなの?
「だからそんなに細いんだよ…」
「こう見えてそんなに細くないんだよ?筋肉あるんだよ?着痩せするんだよ?」
細いって言われて凹んだのか、必死に訴えてきて可愛い。
航の怒涛の20連勤が終わった休日の朝。
「またスクランブルエッグになったぁ!むかつく!」
たまごを1パック使い果たして出来た5人前のスクランブルエッグ。
「だから、こうだって」
やってるよ!!!
「破けちゃうじゃん!」
ゆずはちゃんも大好きな航のたまご焼きの作り方を伝授してもらいたくて、たまごを2パック買ったんだけど一向にたまご焼きになる気配はない。
「破けないよ。ほら、こう」
航が作ったたまご焼きは4本。
チャンスは後1回。
たまごを2個割って最後のチャンスに挑戦する。
「またスクランブルエッグになったら…やだ…」
グツグツしてるたまごをひっくり返す寸前に、スクランブルエッグになるんじゃないかと怖くてお箸を動かせなくなってしまった。
「ならないよ」
フワッと航の匂いがしたと思ったら、後ろから私の手を包んで操ってきた。
やばいよやばいよ密着してるよやばいよ。
「コツ覚えて」
声が近い!
コツどころじゃないよ!
「半分まで巻くから、後はやってみて」
私がテンパってる間にくるっくるっと半分巻いてしまった航。
そして離れる体。
ホッ。
全然コツが入って来てないけどやってみよう…。
ゆっくり、持ち上げて…くるっ………。
「あ〜。残念。まだまだ練習が必要なようですね」
破けたたまごから液体のたまごが溢れ出して結局グチャグチャ。
絶対密着してきたからだ!!!
んもう!!
「さ〜二度寝でもしようかな」
「私の特製スクランブルエッグ食べないの?」
大きなあくびをしてる航にぶりっ子して聞く。
「もうお腹いっぱいだよ…」
味見だけでお腹いっぱいってどうなの?
「だからそんなに細いんだよ…」
「こう見えてそんなに細くないんだよ?筋肉あるんだよ?着痩せするんだよ?」
細いって言われて凹んだのか、必死に訴えてきて可愛い。