職場恋愛
「はぁ〜…夏の夜風に当たりながらの風呂は最高」
湯船のふちに腰掛けてうっとりしてるしまが間抜けな声を出す。
「ここで寝たい」
眩しいほど光る月を見ながら寝ぼけたことを言う。
「あっちに寝湯あったぞ」
今にも寝そうな顔でそんなこと言って。
ここで寝るのはやめてくれ。
「寝てこよ」
ちゃぷ、と立ち上がってフラフラと寝湯に向かっていったしまの後ろ姿を何の気なしに眺めていると、つり目とこうちゃんがこっちに来ているのが見えた。
どっちも細い。
簡単に折れそうだな。
「えー、リーダーに挟まれて入浴するの嫌なんだけど。しまどこ行ったの?」
「寝湯。こうちゃんも寝てくれば?」
「じゃあ…」
「えー、山ちゃんと2人きりとか仕事と変わんねーし」
「文句が多い」
結局みんなで寝湯に入ることに。
すでにしまは爆睡。よく寝るなぁ。
10分も経てばこうちゃんも寝てるし。
つり目も寝てるし。
目が開いてても開いてなくても同じ顔だな。
湯船のふちに腰掛けてうっとりしてるしまが間抜けな声を出す。
「ここで寝たい」
眩しいほど光る月を見ながら寝ぼけたことを言う。
「あっちに寝湯あったぞ」
今にも寝そうな顔でそんなこと言って。
ここで寝るのはやめてくれ。
「寝てこよ」
ちゃぷ、と立ち上がってフラフラと寝湯に向かっていったしまの後ろ姿を何の気なしに眺めていると、つり目とこうちゃんがこっちに来ているのが見えた。
どっちも細い。
簡単に折れそうだな。
「えー、リーダーに挟まれて入浴するの嫌なんだけど。しまどこ行ったの?」
「寝湯。こうちゃんも寝てくれば?」
「じゃあ…」
「えー、山ちゃんと2人きりとか仕事と変わんねーし」
「文句が多い」
結局みんなで寝湯に入ることに。
すでにしまは爆睡。よく寝るなぁ。
10分も経てばこうちゃんも寝てるし。
つり目も寝てるし。
目が開いてても開いてなくても同じ顔だな。