ヘップバーンに捧ぐ
駅ビルの向かう車の中で、楓の伝説を話した。
翔駒さんは、目に涙を浮かべながら笑っていた。
私は楓の怖さを知っているから、
これからが心配なのだけど……
そんなこんなで、駅ビル駐車場に到着した。
『あのさ、咲良
そろそろさ、敬語やめてくんない?
俺たち婚約者だろ?』
「確かにそうで、いやそうだね。
今から30分後に敬語なくします!」
『何で30分後?やっぱり咲良は期待を裏切らないね
仕方ない、帰るまでに明日までに敬語なくしてね
明日、敬語でしゃべったら、お仕置きね』
お仕置きって!
あれやこれや、言い合っている内に居酒屋に着いた。
早めに着いてしまったので、店の中で楓を待つことにした。
店先からも、大将の威勢のいい声が聞こえる。
『へい、いらっしゃい!
お客さん2名さん?好きな席座ってくれ。
ってあれ?未来の社長さんじゃないか!
その前は、本当にありがとうな社長』
『大将!お久しぶりです。
その節はどうも。良かったです。
後から、1人増えますがいいですか?』
『ああ、かまわんよ。
これまた、あれ?いつものおねえちゃんじゃねえか!
どういうこったい!社長さんの彼女かい?』
頭パニックだわ。
なんで、大将と専務が知り合い?
この前ってなんだ?
『はい彼女は、僕の婚約者です』
『これは、景気がいいね!
今夜は、おまけしとくよ!たくさん食いな!
おねえちゃん、いつものでいいか?』
「はい、お願いします。後から来るの石原なんで
石原スペシャルお願いします!」
『あいよ~!』
忙しく、大将は調理場に戻っていった。
「翔駒さん、この居酒屋知ってたの?」
『あぁ、少し前ね。敬語とれてんじゃん!
さすが、咲良!愛しの咲良!』
「翔駒さん、近い。抱きつかないで暑苦しい」
『ツン戻っちゃっタヨ寂しいな~』
「お熱いようで」
戦闘態勢モードの楓様のご登場です。
『改めまして、麻倉翔駒です。
ご存知でしょうが、㈱ASAKURAの専務取締役です。
以後お見知りおきを』
『えぇ、初めまして。専務。
大阪支店営業第一 石原 楓です。
以後お見知らなくて結構です』
めちゃ、怒ってる!
「まっまっ!飲み物も来たことだから乾杯しよう!翔駒さんはウーロン茶ですね。楓は生ね、はい!カンパーイ」
慣れないことはするもんじゃないね。
全国の幹事さん尊敬するよ。
翔駒さんは、目に涙を浮かべながら笑っていた。
私は楓の怖さを知っているから、
これからが心配なのだけど……
そんなこんなで、駅ビル駐車場に到着した。
『あのさ、咲良
そろそろさ、敬語やめてくんない?
俺たち婚約者だろ?』
「確かにそうで、いやそうだね。
今から30分後に敬語なくします!」
『何で30分後?やっぱり咲良は期待を裏切らないね
仕方ない、帰るまでに明日までに敬語なくしてね
明日、敬語でしゃべったら、お仕置きね』
お仕置きって!
あれやこれや、言い合っている内に居酒屋に着いた。
早めに着いてしまったので、店の中で楓を待つことにした。
店先からも、大将の威勢のいい声が聞こえる。
『へい、いらっしゃい!
お客さん2名さん?好きな席座ってくれ。
ってあれ?未来の社長さんじゃないか!
その前は、本当にありがとうな社長』
『大将!お久しぶりです。
その節はどうも。良かったです。
後から、1人増えますがいいですか?』
『ああ、かまわんよ。
これまた、あれ?いつものおねえちゃんじゃねえか!
どういうこったい!社長さんの彼女かい?』
頭パニックだわ。
なんで、大将と専務が知り合い?
この前ってなんだ?
『はい彼女は、僕の婚約者です』
『これは、景気がいいね!
今夜は、おまけしとくよ!たくさん食いな!
おねえちゃん、いつものでいいか?』
「はい、お願いします。後から来るの石原なんで
石原スペシャルお願いします!」
『あいよ~!』
忙しく、大将は調理場に戻っていった。
「翔駒さん、この居酒屋知ってたの?」
『あぁ、少し前ね。敬語とれてんじゃん!
さすが、咲良!愛しの咲良!』
「翔駒さん、近い。抱きつかないで暑苦しい」
『ツン戻っちゃっタヨ寂しいな~』
「お熱いようで」
戦闘態勢モードの楓様のご登場です。
『改めまして、麻倉翔駒です。
ご存知でしょうが、㈱ASAKURAの専務取締役です。
以後お見知りおきを』
『えぇ、初めまして。専務。
大阪支店営業第一 石原 楓です。
以後お見知らなくて結構です』
めちゃ、怒ってる!
「まっまっ!飲み物も来たことだから乾杯しよう!翔駒さんはウーロン茶ですね。楓は生ね、はい!カンパーイ」
慣れないことはするもんじゃないね。
全国の幹事さん尊敬するよ。