【短】先輩のバーカ
「意味も分かってないのに、謝らないでよ」
「うっ……ごめっっんん」
また謝ろうとした先輩に、俺は言葉を遮るようにキスをした。
「ソ、ソラくん!?」
俺の気持ち気付いてよ。
「こ、こうゆう事は好きな人にするものなんっんっ……ん」
本当鈍感。
先輩は耳まで真っ赤にしていた。
そんな先輩が可愛すぎて、理性なんてぶっ飛んでしまいそう。
俺は何度も先輩にキスをした。
その度に、先輩からは甘い声が聞こえてくる。
「はぁ……はぁ……」