【短】先輩のバーカ
結局委員会にはいつも通り出席。
けれど、俺は委員長であるアイ先輩に極力視線が行かないよう窓の外を見ての参加。
でもたまに前を向けば、バッチリ視線が合い自分のしたことに恥ずかしくなり顔を逸らす始末。
それでも無事に委員会を終える事が出来た。
今までは、一瞬たりとも見逃すまいと見つめていたのに……
ん?てか俺、既に変態なんじゃっ…!!
ま、まぁ…それは置いておいて……にしても、こんなに先輩の事を見れないのは初めて。
そして、今日の委員会は特別疲れた。全部自分のせいだけれど。
帰って寝よっと。
そう思いドアの方に向かおうとすれば。
「ソ、ソラくんは…最後片付け手伝って」
「……えっ?」
先輩からのお呼び出し。