極上初夜は夫婦のはじまり~独占欲強めな社長ととろ甘結婚いたします~
「俺と同じだ!」
「そうなの?」
「うん。俺は好きな子にも会いに行くけどな!」
「えー。誰~?」
自分の名前を言ってほしい。
私はこのとき、そう期待していたのだ。
「マイコちゃん!」
それが自分の名前じゃないことに、心底ガッカリした。
そうか。彼の好きな女の子は私じゃないんだ。
正直、子ども心にかなりショックだった。
その証拠に、このあとどんな会話をしたのか記憶がない。
「そうなの?」
「うん。俺は好きな子にも会いに行くけどな!」
「えー。誰~?」
自分の名前を言ってほしい。
私はこのとき、そう期待していたのだ。
「マイコちゃん!」
それが自分の名前じゃないことに、心底ガッカリした。
そうか。彼の好きな女の子は私じゃないんだ。
正直、子ども心にかなりショックだった。
その証拠に、このあとどんな会話をしたのか記憶がない。