極上初夜は夫婦のはじまり~独占欲強めな社長ととろ甘結婚いたします~
「いい感じなの? その三浦さんとは」
「まだ、いい感じかどうかはわかんない」
「そっか」
樹里はうなずきながら、テーブルのお菓子をつまんで口に放り込む。
「でも一気に盛り上がって、結婚まで行っちゃったりしてね」
ヘラッと笑いながらおどける私をよそに、それまでやわらかな表情だった樹里の顔が真剣なものに変わっていく。
「今度、三浦さんに会わせてよ。どんな人か見てみたい」
「い、いいけど……」
友達に彼氏を紹介しなさいよ、というノリではないと酔っていてもわかった。
樹里が笑っていないから、私の苦笑いも徐々に消えていく。
「どうしたの? いきなり三浦さんに会いたいだなんて」
「見極める、って言ったらおこがましいけど、どんな人なのかを確認しておきたいの。和奏が“結婚”って言葉を出したから」
「まだ、いい感じかどうかはわかんない」
「そっか」
樹里はうなずきながら、テーブルのお菓子をつまんで口に放り込む。
「でも一気に盛り上がって、結婚まで行っちゃったりしてね」
ヘラッと笑いながらおどける私をよそに、それまでやわらかな表情だった樹里の顔が真剣なものに変わっていく。
「今度、三浦さんに会わせてよ。どんな人か見てみたい」
「い、いいけど……」
友達に彼氏を紹介しなさいよ、というノリではないと酔っていてもわかった。
樹里が笑っていないから、私の苦笑いも徐々に消えていく。
「どうしたの? いきなり三浦さんに会いたいだなんて」
「見極める、って言ったらおこがましいけど、どんな人なのかを確認しておきたいの。和奏が“結婚”って言葉を出したから」