極上初夜は夫婦のはじまり~独占欲強めな社長ととろ甘結婚いたします~
「実はもっとよくわかんないことが起こってて」
『まだあるの?』
涼我と蘭々ちゃんに対する樹里の反応はさておき、話を先に進めた。
「私もされた」
『された?』
「だから……涼我にキスされた」
『はぁぁぁ!?』
樹里のあまりの大声に、思わずスマホを耳から離した。
再びそれを耳にあてると、いったいなにがあったのかと当然のように樹里からの尋問が始まる。
ありのままを全部話したら、『モヤモヤする。バカねアイツ』と今度はうなり始めた。
「樹里、どう思う?」
第三者である樹里が率直にこれをどう捉えたのか気になったのだけど、答えるのは難しいようだ。
『私がどう思うかは重要じゃないよね』
「え?」
『涼我と和奏がどう思ったのか、でしょ? ていうか、涼我と蘭々ちゃんは付き合ってんの?』
今度は樹里が核心をつく質問をしてきて、逆に私が答えに困る。
「それは知らないけど……」
『まだあるの?』
涼我と蘭々ちゃんに対する樹里の反応はさておき、話を先に進めた。
「私もされた」
『された?』
「だから……涼我にキスされた」
『はぁぁぁ!?』
樹里のあまりの大声に、思わずスマホを耳から離した。
再びそれを耳にあてると、いったいなにがあったのかと当然のように樹里からの尋問が始まる。
ありのままを全部話したら、『モヤモヤする。バカねアイツ』と今度はうなり始めた。
「樹里、どう思う?」
第三者である樹里が率直にこれをどう捉えたのか気になったのだけど、答えるのは難しいようだ。
『私がどう思うかは重要じゃないよね』
「え?」
『涼我と和奏がどう思ったのか、でしょ? ていうか、涼我と蘭々ちゃんは付き合ってんの?』
今度は樹里が核心をつく質問をしてきて、逆に私が答えに困る。
「それは知らないけど……」