極上初夜は夫婦のはじまり~独占欲強めな社長ととろ甘結婚いたします~
「知ってるさ。幼馴染かなにか知らんが、お前がそばを離れないから、この女は調子に乗って俺と二股をかけようとしたんだろ? それで、お前も俺の身辺をこっそり調べたってところか」
「は、見当違いにもほどがある」
涼我の背中側にいるため、その表情はわからないけれど、涼我がフフンと鼻で笑ったような気がした。
こういう嘲笑は、プライドの高い三浦さんには許せないはずだ。
「これはどうでもいいが一応言っておく。俺はアンタとアンタの周りのSNSを調べただけだ。違法な調べ方はいっさいしていないし、ちょっと深掘りして調べただけでボロが出たんだから脇が甘いんだよ、弁護士のくせに」
「なんだと?」
三浦さんの声に、さらに怒りの色が増す。
殴り合いのけんかにでもなったらどうしよう、と怖くなってきた。
「俺と和奏はガキの頃からの縁だ。コイツを傷つけるヤツは誰であろうと俺は容赦しない。絶対に許さない!」
涼我が私を背で守りながら、力強い声で三浦さんに啖呵を切った。
しばし沈黙が流れる。いや、お互い無言で睨み合っているのかもしれない。
「あぁ、もういいわ。そんなブスどうでもいい」
面倒くさい、と言わんばかりに三浦さんが吐き捨てる。
「は、見当違いにもほどがある」
涼我の背中側にいるため、その表情はわからないけれど、涼我がフフンと鼻で笑ったような気がした。
こういう嘲笑は、プライドの高い三浦さんには許せないはずだ。
「これはどうでもいいが一応言っておく。俺はアンタとアンタの周りのSNSを調べただけだ。違法な調べ方はいっさいしていないし、ちょっと深掘りして調べただけでボロが出たんだから脇が甘いんだよ、弁護士のくせに」
「なんだと?」
三浦さんの声に、さらに怒りの色が増す。
殴り合いのけんかにでもなったらどうしよう、と怖くなってきた。
「俺と和奏はガキの頃からの縁だ。コイツを傷つけるヤツは誰であろうと俺は容赦しない。絶対に許さない!」
涼我が私を背で守りながら、力強い声で三浦さんに啖呵を切った。
しばし沈黙が流れる。いや、お互い無言で睨み合っているのかもしれない。
「あぁ、もういいわ。そんなブスどうでもいい」
面倒くさい、と言わんばかりに三浦さんが吐き捨てる。