餓死塚
「私の情報、知りたくなければいいんじゃナイ?私は1人でも生きていけるシ?いつもそらの事を手伝ってるのはだれデスカ?」

そらは膨らませていた頬を小さくし、青い顔になる。

「いや、それはダメや!ごめんゆい!謝るけん、許して?」
「いいヨ」

私は付けていたメガネを外す。
目が疲れてきて痛くなった眉間を揉む。
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