あなたのことは絶対に好きになれない!
「んっ、オウスケく……」
「何?」
何?なんて聞いてきながらも、私が口を開くのを許さないかのように、何度も何度も唇を押し当てる。
チュ、チュッ……と、ワザと音を立てるから余計に恥ずかしい。きっと私が恥ずかしがってるのを分かってやっているから、本当に意地悪だ。
戸惑っていると、息をするために口を開いた瞬間に、彼の舌が入ってきてーー
「駄、駄目っ‼︎」
そういう経験のない私には、その感触はいきなりすぎてびっくりして。
彼から思いっ切り目を逸らして、ソファの肘置きに顔を埋めた。
「何だよ。駄目なの?」
彼の顔は見えないけど、ニヤニヤと意地悪い顔で笑っているのが分かる。
「こんなことで恥ずかしがるなんて、クミちゃんは可愛いでちゅねー」
頭にくる言い方をされ、私は「急にお酒が回ってきただけっ」と、顔を埋めたまま返答した。
お酒なんて一滴も飲まなかったけど。
そしてそれはオウスケくんも分かってるはずだけど、彼は「はいはい。じゃあ水持ってきてやるよ」と話を合わせてくれた。
そして彼がソファから立ち上がるのが分かったので、私もゆっくりと顔を上げ、手ぐしで髪を少し整えた。
「何?」
何?なんて聞いてきながらも、私が口を開くのを許さないかのように、何度も何度も唇を押し当てる。
チュ、チュッ……と、ワザと音を立てるから余計に恥ずかしい。きっと私が恥ずかしがってるのを分かってやっているから、本当に意地悪だ。
戸惑っていると、息をするために口を開いた瞬間に、彼の舌が入ってきてーー
「駄、駄目っ‼︎」
そういう経験のない私には、その感触はいきなりすぎてびっくりして。
彼から思いっ切り目を逸らして、ソファの肘置きに顔を埋めた。
「何だよ。駄目なの?」
彼の顔は見えないけど、ニヤニヤと意地悪い顔で笑っているのが分かる。
「こんなことで恥ずかしがるなんて、クミちゃんは可愛いでちゅねー」
頭にくる言い方をされ、私は「急にお酒が回ってきただけっ」と、顔を埋めたまま返答した。
お酒なんて一滴も飲まなかったけど。
そしてそれはオウスケくんも分かってるはずだけど、彼は「はいはい。じゃあ水持ってきてやるよ」と話を合わせてくれた。
そして彼がソファから立ち上がるのが分かったので、私もゆっくりと顔を上げ、手ぐしで髪を少し整えた。