桐谷高校殺人投票
疑問を感じている間に映像は更に切り替わり、今度は梨央と悠の2人が映し出されていた。
空はオレンジ色に染まっていて、場所は海水浴できる砂浜だった。
さっきの漁港からは離れていないが、他の生徒たちの姿はなかった。
「裕司はお前の事が好きだったろ?」
悠が梨央へそう聞いている。
「うん」
梨央は怯えた様子を見せながらも、頷いた。
「お前の言う事をよく聞くだろ?」
「そう……だね……」
さっき裕司が梨央にジュースを渡していたのは、梨央が裕司に買いに行くように頼んだことだったみたいだ。
「次は金だ」
空はオレンジ色に染まっていて、場所は海水浴できる砂浜だった。
さっきの漁港からは離れていないが、他の生徒たちの姿はなかった。
「裕司はお前の事が好きだったろ?」
悠が梨央へそう聞いている。
「うん」
梨央は怯えた様子を見せながらも、頷いた。
「お前の言う事をよく聞くだろ?」
「そう……だね……」
さっき裕司が梨央にジュースを渡していたのは、梨央が裕司に買いに行くように頼んだことだったみたいだ。
「次は金だ」