桐谷高校殺人投票
「死ね! 死ね! 死ね!」


その目は血走り、口元からは唾液が流れ出していた。


けれど……。


時計は無情にも投票時間が過ぎていた。


先生はなにも言わずに彩を見ている。


そして次の瞬間……パンッ!と破裂音が響き渡り、彩の体がはじけ飛んでいたのだった。
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