桐谷高校殺人投票
その事実に全身が寒くなった。


それはただの殺し合いだった。


力が強い者なら最初から逃げる必要のない殺し合いだ。


今の彩のように会相手の武器を奪うことができれば、誰だって逆転できるかもしれないんだ。


「さて、次の投票はどうなるかなぁ?」


先生の不愉快な声が廊下に響き渡ったのだった。
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