キミといつもの場所で、手を繋ぐ

パシッと手を握られました。


「!?あ、雨宮くん!?」


振り返る私の視界に映ったのは、雨宮くんの転がった傘と…


「橋本さん」


真っ赤な顔の雨宮くんです。


雨は完全に止んでいました。
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